訓練？

空港で待ち時間
「すいません！訓練のお手伝いをお願いしたいのですが・・・」
薬系？の捜査犬を連れた人、訓練中の犬らしい。

ハンカチ渡され、「これをもってあの犬とすれ違ってください。」だそうだ。
暇だったので、協力する。

なんとなく犬の近くをすれ違う・・・・犬スルー

あれ？と思い何度かわざとすれ違う。・・・・またスルー。
・・・訓練だからね。

何回かわざとすれ違うと、
やっと気づいてくれて、目の前にチョコンと座る。カワイイ

で、訓練終わり・・・

わんこ出来が悪い子なのかな？
それともその手の薬系のやつは犬でも確率悪いのか？

「ご協力ありがとうございました」で終わり。

こんなことがあったのは、５年以上前のこと、
そして今になって、そのときのことを思い出し、
なんとなく、書き留めておこうと思い入力しているのだけど、
書き進めていくうちに、いろいろ考えてしまう。

あの時なにが起こっていたのか？
考えられるストーリーは
　・たまたま暇そうな私に声をかけた。
　・ただわんこの出来が悪いだけ。
　・実はそんなにわんこによる薬系の摘発確率は高くない
　・わんこがわからないくらい私の様子が紳士だった。紳士ゆえにわんこスルー
　・実は最初から疑われてた。声かけた瞬間におろおろしはじめるな的展開で事情聴取とか
　・私の指紋採取が目的だった。
　・渡されたハンカチが実は危ないものだった。かばんに薬仕込まれる的もしくは別件逮捕的な。
　・ほんとはその人が私のことを気になっていて声をかけたかった。

思いつくのはこのくらいかな。

いぬ好きの某国家の諜報部員が、国際的な犯罪組織の構成員の日本入国情報を得て、
空港で待機していたところに、その人物と酷似した人物を発見。
しかし周りの様子はそんな感じではない。そこで、操作犬でもない彼女の飼い犬を連れて、
「すいません。訓練に協力してください・・・」
薬を包んだハンカチを渡す。何かあればこれを証拠に事情聴取までもっていける＝荷物も調べられる。
しかし全く怪しい様子がない捜査対象者。
声かけた瞬間もあわててる様子もないし、協力的だし、
犬が反応しないのはこの犬、カチでただの私の飼い犬だからなんだけど・・
とりあえず指紋はゲットできるから、もういいいかな。
「あのぉ～ﾓｼﾞﾓｼﾞ、もしよろしかったら連絡先教えて下さい」で、連絡先もゲット

で、犬にお座りの命令を出す、某国家の諜報部員（犬好き）。
チョコンと私の前でお座りをする犬。　カワイイ

「ご協力ありがとうございました」・・・

って感じだったのかも。ツッコミどころ満載な妄想ですが・・・
（あほな可能性を全部入れる必要はなくて、実際は連絡先とか聞かれてないけど）

まあなんにしても、犬かわいかったな。
吼えたりはしないで、目の前にチョコンと座るだけなんだ。ビーグルだったかな？