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2006.07.15

露天風呂

朝から叔父と温泉に行く。
土曜日ということで混んでいたのだけど、
日差しの強い露天風呂は他に人がいなかった。

そんななか競馬話などを聞いてるときに、
塀の外から頭を出してこっちを見ている人(おっさん)がいる。
その距離約2メートル。
つまり塀のすぐ向こう。
頭だけ出している。

覗き・・・か?

普通の田園風景のなかの川沿いの温泉で
胸の高さぐらいある露天風呂の壁の向こう側は
堤防になっていてその先に川が流れている。
立ち上がると川の対岸の民家から
丸見えかもしれないと思ってはいたけど、
まさか覗かれるとは。
しかもこんな至近距離から。

で、こっちと目が合っても驚いた様子もなく
覗き続けているおっさん。

もしかしたらこの温泉の関係者かな?
というのが頭をよぎった瞬間、
なんと、そのおっさんが「よう!」と挨拶をしてきた。
かなり軽い感じだ。

誰だこのおっさん?
知らないぞ、多分。
いや、こっちが知らなくても、
むこうがこっちのことを知っているのかも。
もしそうなら失礼だから、思い出さなければ。
うぅ~ん
やっぱ分からないや、たぶん他人だ。

と、結論付けた瞬間、
叔父がその挨拶に気づいて振り向く。

叔父:「おう、来てたのか」


・・・・・待ち合わせかよ。


素敵だ。
待ち合わせの方法としてここを選んだとしたら、
叔父とどんな知り合いのおっさんかは分からないけど、
なかなか素敵だ。
そして、どんな知り合いか分からないはずなのに、
私の第一印象は、叔父のあやしい知り合いのおっさんだ。
きっと、ほんとは怪しくは無いんだろうけど、
はじめてみたのが露天風呂の壁の向こうから頭だけだからね。
しょうがない。

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Comments


・・・・?塀と壁の関係で考えちゃったヨー

・・・・・・・っで、どうなったの?
空想すると、その人は身体検査をしてたんだよキット・・うん、この程度なら十分将来性がある!・・・とか?
            
               ・・・・葱坊主の思い込みでした

Posted by: 葱坊主 | 2006.07.19 09:23

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